家を売るときの基本的な流れ Step5. 買主と売買契約を交わす
家を購入したいという人が現れたら、売買価格や引き渡し時期などの条件交渉に入ります。値下げ交渉をされるケースが多いので、「この金額以下の値下げには応じない」などと、値下げのラインをあらかじめ決めておくといいでしょう。 売主と買主の双方が条件に合意したら、いよいよ家の売買契約です。不動産会社が売買契約書を作成し、重要事項説明などの読み合わせを行います。契約内容について最終確認をし、問題がなければ不動産売買契約を締結します。
売買契約時の注意点
不動産売買契約を締結する際は、契約解除の方法や、契約不履行による違約金についての説明も受けましょう。ここで言う契約解除とは、売主あるいは買主のどちらかの意志で、不動産売買契約を解消することを意味します。契約解除を行うためには条件があり、違約金や損害賠償などが発生するため注意が必要です。 一度結んだ契約は簡単に覆すことができません。後々のトラブルを避けるためにも、不明点や疑問点は事前に解消して、万全の状態で不動産売買契約を締結しましょう。