訳あり物件について
訳あり物件と聞いて…
「建物内で嫌な出来事があった物件」といった
イメージを持たれる方が沢山いらっしゃるのでは
ないでしょうか?
そこで具体的に「訳あり」とされる場合について
ご説明いたします。
まず、【心理的要因】
➀建物内での自殺・他殺・火事等
➁建物内での死亡
(人が亡くなってから直ぐに発見されたかどうか等)
そのため、相場より安い家賃になっていることもあります。
次に、【法的瑕疵物件】
➀建築基準法に違反して建てられた物件
(既存不適格物件といいます)
安全基準や建ぺい率・容積率などの制限を守っていないとか。
新築や築浅などの物件では違法物件にあたるので、
ほとんど見られません。
最後に、【環境的瑕疵物件】
➀物件自体に問題がないものの、周囲の環境要因
によって不快感を覚えてしまう可能性のあるもの。
㋑ 周囲に火葬場や葬儀場、墓地等がある所
㋺ ゴミ処理場や下水処理場のにおいが気になりやすい施設
㋩ 鉄道、高速道路、飛行場等の振動・騒音が目立つ所
㊁ ガソリンスタンド等の危険物を所有している所
などがあります。
これら、トラブルを避けるためにも、訳あり物件の種類や特徴を
正しく認識して、不動産会社に質問や相談をすることが大切ですね。