家を売るとき必要な費用
家を売るときには仲介手数料以外にも、下記のような費用負担があります。仲介手数料ばかりに気を取られず、家の売却に必要な費用を一括して知っておくことが大切です。
印紙税
売買契約書に貼り付ける収入印紙を購入する費用。
登録免許税
不動産の所有者の名義が変更するときに発生する税金。抵当権の抹消時に必要。
抵当費用
不動産を売却するときに抵当権を抹消するための費用。
【住宅ローンが残っている場合】
住宅ローン返済費用
不動産を売却する場合は住宅ローンの完済費用 住宅ローンが残っている場合は不動産の引き渡しまでに住宅ローンを返済する必要がある。
【利益が出た場合】
譲渡所得税
不動産を売却して利益が出た場合は所得税と住民税、復興特別所得税を合算した譲渡所得税を支払う。
その他諸費用
測量やハウスクリーニング、リフォームなど家を売る準備に係る諸費用。
家を売るときには、登記を変更するために現在の不動産の抵当権を抹消しなければなりません。抵当権の抹消は司法書士に依頼をすることが一般的なので、費用が発生します。
また、抵当権の抹消には住宅ローンの完済が必須なので、ローンの残債がある場合は完済方法を検討しなければなりません。
この他にも家を売って利益が出たときには、譲渡所得税を納めなければなりません。このように、仲介手数料の他にどの程度費用がかかりそうかあらかじめ知っておきましょう。